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Spark Plug 其参
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着火と着火ミス
プラグの火花によってガソリンと空気の混合気が燃焼することを、一般的に「爆発」と呼ばれていますが、爆発は一瞬で行われているのではありません。 下の図の様な順番で行われています。
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まず、中心電極から接地電極に火花(スパーク)が飛びます。 すると、小さな「火炎核」ができます。 これは、いわゆる「火種」です。 この火炎核が大きく成長すれば「着火」となります。 |
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この火炎核が周囲に広がろうとすると同時に、消そうとする作用も働きます。 それは、電波の冷却作用と言い、電極付近の火炎核の熱を吸収して、火炎核の成長を妨げようとする作用で、電極の消炎作用と言います。 着火ミスは、この消炎作用が強すぎる時、または、吸入混合気の流速が速い時に起き易いです。 |
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着火ミスは、スパーク・プラグの電極に火花が飛んでるのにもかかわらず、混合気が着火しないで燃焼しない現象のことです。 着火ミスには幾つかの原因が考えられます。
■混合気が薄い。または、濃い。 混合気が燃焼するためには、混合気の空燃比が適切であることが必要で、空燃費が薄過ぎても、濃過ぎても燃焼はスムーズに行われないで、着火ミスが発生します。
■プラグのスパーク・ギャップが狭い。(スパーク・ギャップとは・・・中心電極と接地電極の隙間のことです。) スパーク・ギャップ(以下ギャップ)が狭いと、電極の消炎作用のために火炎核が成長しにくくなって、着火ミスが発生しやすくなります。
■ギャップが広いと、消炎作用の影響は小さくなって着火ミスは起こりにくくなりますが、逆にプラグの放電性が悪くなって要求電圧が高くなるので飛火ミスの原因となります。 なので、単純にギャップを広げるだけでは着火ミスを防止することはできません。
ちなみに、 飛火ミスとは・・・中心電極から接地電極に火花が飛ばなくなる現象を言います。 要求電圧とは・・・プラグに火花を飛ばすために、イグニッション・コイルが発生しなくてはいけなくなる電圧のことです。 イグニッション・コイルには、それぞれの性能で発生できる電圧が決まっているので、その限界を超えたギャップには飛火させることができなくなります。
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