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ACEA
■CCMCからACEAに■
1996年に結成された組織ACEAはCCMCに代わる新たな欧州専用規格です。
従来のCCMCでは「軽負荷運転時(乗用車)」のPD-2と大型ディーゼルエンジンに対応するD-4、D-5がありました。
新しいACEAでは次のような規格に変更されています。(98年度制定版)
●軽負荷運転用(Passenger Car Diesel)
B1-02・・・「省燃費性能」に加えてB3並のエンジン性能試験が要求される。低フリクション、低粘度オイル。
B2-02・・・鉱物油を使用した15W-XXと20W-XXのオイルを規定している。(副燃焼室用)
Bクラスの中では一般的な普及品。
B3-98・・・02年に「issue2」が発行された。SAE 30 以上の高粘度オイルを規定している。
副燃焼室用では高性能オイルに入る。
B4-02・・・B3性能に直噴式エンジンに対応する性能が付加された。
B5-02・・・2002年に加えられた新規格。B4性能に更に「省燃費性能」が加えられた。
●高負荷運転用(Heavy Duty Truck Diesel)
E1-98・・・NA及び軽負荷ターボディーゼル用。(02年の改定作業で本規格は消滅)
E2-96・・・02年に「issue4」が発行された。高負荷NA及び中・高負荷ターボディーゼル用。
E3-96・・・02年に「issue4」が発行された。高負荷、ロングドレン対応の高性能オイル。
E4-99・・・02年に「issue2」が発行された。E3より過酷な条件。ロングドレン対応。
E5-02・・・02年に加えられた新規格。E4+API CH4の性能を合わせ持つ排ガス規制対策オイル。
新しい動きとして注目されるのがB1-02で規定された「省燃費用」のオイルで、欧州でも地球資源保護の考えが現れています。
大型用に98年から登場してきたロングドレンタイプE4はオイル交換の時期を大幅に延長しようとする考え方で、地球資源保護を目的としています。
この規格は96年の時点ではアイデアに留まっていましたが、98年に初めて新規格に取り入れられました。
E5も将来を見越した新規格でしたが、E4の性能にAPI CH4の性能を兼ね備えた動きから、ACEAがAPIに譲歩した感じがあります。
また、将来的にはAPI CH4とE5が統一される動きも出てきています。
APIは世界に先駆けてSH認定の時に省燃費をエンジンオイルにも要求する考えを明確にしていましたが、ACEAの新規格もこれに順ずる方向が示されたので、今後は米国と欧州と日本を中心にしたアジアを含めた全世界規模で省燃費や地球資源保護を考慮したエンジンオイルの開発が進んでいくものと考えられます。
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目次
- 01.エンジンオイル雑学(ガソリン) (6件)
- オイルの製造 | アメリカ石油協会 | 欧州自動車工業会 | ACEA | ILSAC | SAE |
- 02.エンジンオイル概要(ガソリン) (1件)
- エンジンオイルの分類と役割 |
- 03.エンジンオイルの働き(ガソリン) (1件)
- エンジン・オイルの働き |
- 04.エンジンオイルに含まれる添加剤(ガソリン) (1件)
- 添加剤 |
- 05.エンジンオイルの種類(ガソリン) (6件)
- オイルの粘度 | シングルグレード | ユニバーサルオイル | APIサービス分類 | メーカー純正オイル | ノンポリオイル |
- 06.エンジンオイル雑学(ディーゼル) (3件)
- 欧州自動車工業会 | ACEA | 黒くなるわけ |
- 07.エンジンオイル概要(ディーゼル) (2件)
- ディーゼルの表示 | エンジンオイルの分類と役割 |
- 08.エンジンオイルの働き(ディーゼル) (1件)
- エンジンオイルの働き |
- 09.エンジンオイルに含まれる添加剤(ディーゼル) (1件)
- 添加剤 |
- 10.エンジンオイルの種類(ディーゼル) (4件)
- オイルの粘度 | シングルグレード | ユニバーサルオイル | APIサービス分類 |