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シングルグレード

シングルグレード

10W-40や5W-50などのマルチグレードに対して10Wや5W、40や50といった単体のSAE粘度をシングルグレードと言います。

シングルグレードは現在のようにオイル配合技術が進歩する前に使用されていたオイルで、昔のオイルという事になります。

今現在は一部の車種を除いてほとんど使用されていません。

その訳は、季節によってオイルを使い分けなければいけないからです。

夏場ならSAE40や50。

冬場ならSAE10Wや5W。

走行距離に関わらず季節が変わるとオイル交換が必要になりました。


現在ではこの手間を解消するために、オイルのマルチグレード化が進められてきました。

一般的にはSAE 10W-30の粘度指数のオイルで四季を通じて使用できます。

この様な幅のあるオイルを「マルチグレードオイル」と呼んでいます。


ただ、現在でも大型トラックや建設機械の重機などにはシングルグレードのオイルが指定されているものもあります。

日本ではだいたいSAE 30が一般的に使用されています。


近年のディーゼルトラック・重機では工業技術の向上によりマルチグレードのオイルが主流になってきています。

ガソリンエンジンでもシングルグレードのオイルを指定されている自動車があります。

フォルクス・ワーゲン・ビートルやポルシェの一部古い車種、オートバイではハーレーなどはシングルグレードを入れないと車の調子が悪くなったり、エンジンの寿命が短くなったり、故障の原因になったりします。


フォルクス・ワーゲン・ビートルはSAE 30。

ポルシェ一部車種はSAE 30。

ハーレー・ディビットソンはSAE 50が指定されています。

国産ガソリン車ではシングルグレードオイルを使用する車種がほとんど無いため、オイルメーカーもシングルグレードを製造しなくなってきているため、なかなかオイルが手に入りづらくなってきています。

外国のオイルメーカーではまだシングルグレードオイルの製造をしているところがあります。

なるほど雑学

シングルグレードの使用では多くはSAE 30や40。特に暑い地域ではSAE 50を使用します。

冬場ではSAE 10Wや20Wを使用します。

どうしてもシングルグレードオイルが入手できない時には、アメリカ系石油会社の「20W-50」などの硬めのマルチグレードオイルで対応してください。


旧車と呼ばれるくらい古いものになると、指定されている粘度指数より少し硬いオイルを入れると調子が良くなったりすることがあります。

これは、古くなって走行距離に応じてピストンとシリンダの隙間が多くなり、今までの粘度では密封しきれなくなったことによるものです。

ピストン参照。

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目次

01.エンジンオイル雑学(ガソリン) (6件)
オイルの製造 | アメリカ石油協会 | 欧州自動車工業会 | ACEA | ILSAC | SAE |
02.エンジンオイル概要(ガソリン) (1件)
エンジンオイルの分類と役割 |
03.エンジンオイルの働き(ガソリン) (1件)
エンジン・オイルの働き |
04.エンジンオイルに含まれる添加剤(ガソリン) (1件)
添加剤 |
05.エンジンオイルの種類(ガソリン) (6件)
オイルの粘度 | シングルグレード | ユニバーサルオイル | APIサービス分類 | メーカー純正オイル | ノンポリオイル |
06.エンジンオイル雑学(ディーゼル) (3件)
欧州自動車工業会 | ACEA | 黒くなるわけ |
07.エンジンオイル概要(ディーゼル) (2件)
ディーゼルの表示 | エンジンオイルの分類と役割 |
08.エンジンオイルの働き(ディーゼル) (1件)
エンジンオイルの働き |
09.エンジンオイルに含まれる添加剤(ディーゼル) (1件)
添加剤 |
10.エンジンオイルの種類(ディーゼル) (4件)
オイルの粘度 | シングルグレード | ユニバーサルオイル | APIサービス分類 |
 
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