車とバイクのエンジンについて・・・其壱 |
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ガソリン・エンジンの発達
熱エネルギーを用い、密閉した気室内の体積変化を原動力とする内燃機関についての研究は、1800年代に至って急速に高まり、1862年にフランスのボー・ド・ロシャさんが4サイクル・エンジンの原理を発見しましたが、現物を造るまでには至りませんでした。
実際の4サイクル・エンジンは、1876年ドイツのニコラス・アウグスト・オットーさんにより完成されました。 しかし、このエンジンは石炭ガスを燃料とした重くて大きく、性能の低いもので、これを車載可能な段階にまで成功させたのは、ガソリンを燃料とするエンジンを完成させたゴットリープ・ダイムラーさんでした。(後にダイムラー・ベンツ社設立) ダイムラーは1885年、1気筒のエンジンを製作し、木製の二輪車に搭載して試運転に成功した。これが実用的ガソリン自動車の誕生です。
以後100年、ガソリン・エンジンは、装置、材料などの面から目覚しい発達を遂げてきました。 装置面では、キャブレターやバルブ機構を初め、電装品などが次々と改良され、電子制御式燃料噴射装置やターボチャージャーなどの新しい機構も取り入れられました。 また、材料面においてもアルミニウムを初めとして、種々の特殊金属などが多く使われ、軽量、高性能化を可能にした大きな要因となっています。
当初、エンジンの改良は、高速、高出力など動力性能面の向上に目標が置かれていましたが、近年では自動車による公害の防止の方向性に重点が転換してきました。 すなわち、1970年、マスキー法(排気ガス規制法)として大気洗浄法の改正が米国で成立してから、自動車排出ガスに対する規制の機運が高まり、排出ガスに含まれるCO、HC、NOxなどの有害物質の発生防止に向かって技術革新が行われています。
このように、有害物質の排出を減少させ、省燃費で、しかも高性能なエンジンを開発するためには、各装置をより正確、ち密に作動させる必要があり、電子制御技術が大幅に採用されるようになりました。
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エンジンの基本は・・・
■良い混合気・良い圧縮・良い火花
です。 この3つの内のどれか1つでもダメだと、調子が悪かったり、エンジンが掛からなかったりします。 これは、市販車もレーシングカーも旧車も新車にも当てはまることです。 基本中の基本なのでしっかり頭に叩き込んでおきましよう。
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燃焼の仕方による分類
まず初めに、車のエンジン(E/G)には大きく分けて、ガソリンを燃料として動くガソリンエンジン(G/E)と、軽油を燃料として動くディーゼルエンジン(D/E)の2種類のエンジンがあります。
G/Eは主に乗用車や2輪車。D/Eは主にトラックやバスに分けられます。
■G/EはE/Gの中で、空気とガソリンの混合気をピストンで圧縮してスパークプラグでバチッと火花を散らしてやって点火、燃焼させます。燃焼と言っても「ぼー」とか「めらめら」じゃなくって「どっかーん」爆発です。
一般的には爆発ですが、整備業界では燃焼と言います。もちろん急激な燃焼です。
その燃焼の力でピストンを押し下げ、押し下げた力(縦の力)を回転力に変えることによってE/Gが回る。 とゆーことになるのです。
■D/Eは、まずE/Gの中に空気だけを入れて、それを圧縮します。空気を圧縮すると空気は熱くなります。この熱くなった空気の中に燃料の軽油を噴射!すると、軽油は熱い空気を熱源として着火、燃焼します。
これを、圧縮着火方式と言います。
つまり、D/Eは、G/Eと違い火花を必要としません。D/EとG/Eは、燃料と点火(着火)が違うんです。
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