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Gear oil

〔ギア・オイル、ギアー・オイル、ギヤ・オイル、ギヤー・オイル〕=歯車油

 

 


 

 

 

 

自動車用ギアにはミッション、デファレンシャル、ステアリングなど多くのギアが使用されています。

それぞれの用途、使用条件に合わせて最適なギア同士の潤滑がスムーズに行われるために必要不可欠なのがギアオイルです。

 

ギアオイルは原油から精製した強い粘性のある暗褐色の鉱物油で、油膜を強くしたり粘着力を大きくしたりするために多くの添加剤が加えられています。

潤滑剤を大別すると、潤滑油、グリス及び固体潤滑剤に分けられます。

 

 

潤滑の目的

自動車には数多くの摩擦発生箇所が存在します。

ブレーキやクラッチを除いて、摩擦が大きいと機械損失、機械磨耗などの面から見ても自動車の運転に多大な障害になります。

このために各ギアの潤滑を行う必要があるのです。

 

1.減摩作用

物体が接触しながら相対的に運動すると、その接触面には摩擦が発生します。潤滑剤はこの接触面に油膜を作ることによって摩擦を軽減しています。

 

2.冷却作用

摩擦のあるところには摩擦熱が発生します。

潤滑剤はこの摩擦熱を吸収して、ギアを冷却する機能があります。

 

3.緩衝作用

ボールベアリング、ローラベアリング及びギアなどのように、点接触、又は線接触で集中した力を受けるような部品では、その接触部に非常に大きな圧力が加わります。

この様に局部的に大きな圧力を長時間受け続けていると、磨耗や損傷の原因になります。

潤滑剤はこの様な場合に圧力を分散させると共に、衝撃力をも吸収しています。

 

4.防錆作用

潤滑剤は金属の表面に薄い油膜を作って、空気や水分などが金属表面に直接触れないようにして錆びの発生を防いでいます。

 

5.密封作用

エンジンやコンプレッサーなどのシリンダとピストンとの気密は、ピストンリングで行っていますが、潤滑剤がシリンダとピストン、ピストンリングの隙間に入り込んで、気密をさらに良くしています。

 

6.清浄作用

エンジンオイルのように循環する潤滑剤は、ごみや金属粉などを分散浮遊させて油路にたい積しないようにしています。

 

 

 


 

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